徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
第三十六回俳優祭観劇
先ほど日本俳優協会会長代行の坂田藤十郎丈のご挨拶と手締めで、第三十六回の俳優祭が幕を閉じました。

今回は東日本大震災被災地復興支援と銘打っていますので、収益金は全額復興のための義援金として寄付されるとのことです。

今日の俳優祭の模様はNHKが収録していました。3月9日(金)のEテレの『芸能百花繚乱』の枠で放送予定です。放送時間の関係で、一部ダイジェストになりそうですが、『質庫魂入替』(しちやのくらこころのいれかえ)は幹部総出演の楽しい踊りでしたから、是非ともそのまますべて放送して欲しいものです。
【2012. 01. 28 (土)】 author : 六条亭
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第三十六回俳優祭を観劇できることになりました
明日28日(土)16時30分から国立劇場で開催される第三十六回俳優祭、毎回のことですが電話予約でのチケットの確保が困難で、涙をのんだ方も多いと思います。

かくいう私も今回は8日の予約の時はまったく電話がつながらず、ようやくつながった時には無情な「完売いたしました」のアナウンス。第三十三回から三回連続して観劇してきた俳優祭も今回は観劇できないものと100%諦めていたのですが、何と俳優祭のチケットがありますから、行かれませんかの天の声!感謝感激雨あられで、ありがたくお受けして、明日幸運にも観劇できる運びとなりました。

皆さまのためにも後日できる限り俳優祭レポートをアップできるよういたします。

【2012. 01. 27 (金)】 author : 六条亭
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坂東玉三郎初春特別公演千穐楽観劇
昨日は二度目の、そしてとうとう千穐楽となってしまった坂東玉三郎の初春歌舞伎を観劇してきました。

『口上』

六日の観劇時とはとくに大きく変わったところはなく、次のようなものでした。この劇場はセゾン劇場の時から縁があり、昨年図らずも歌舞伎公演の機会をいただき、今年も引き続きお話をいただいたことはまことにありがたいことです。昨年に引き続き場内はお正月のこしらえをしてお迎えしています。今年のお正月は六座に歌舞伎公演がかかっているので役者さんが少ない。昨年の阿古屋・女伊達とは違い、今度は一人では出来ないので菊五郎丈の快諾を得て本来なら新橋演舞場に出演している松緑丈と尾上右近丈をお借りして出てもらったこと、また二代目松緑に引き立ててもらい一緒に出演させてもらって、いろいろ教えを受けたこと、その時まだ幼かった嵐君(当代松緑の本名)とこのようにして『妹背山婦女庭訓』で共演することになるとは歳月の経過は早いものと感じます。昨年は社会的も大変なことがあり、さらに大先輩のお二人の役者さんが亡くなりました。指導してくれる方がいなくなり、自分自身でやっていかなくてなりません。早いもので来年の春は新しい歌舞伎座が開場します。私もそれに向けてなお一層精進します、等々の内容でした。

『妹背山婦女庭訓』

前半の『道行恋苧環』は、求女(実は藤原淡海公)をめぐってのお三輪、橘姫のいわば三角関係の踊りです。三人とも綺麗で見た目のバランスはいいのですが、今ひとつ盛り上がりません。踊りのフリ自体が淡白なこともあるのでしょうが、笑三郎丈と尾上右近丈の踊りにもう少しキレと色気が欲しいところです。

『三笠山御殿』

玉三郎丈のお三輪がとにかく恋に一途で純情可憐な田舎娘になっていて年齢を感じさせないのは驚きです。さらに官女にいじめで哀れさが一層増します。その前半があるので花道での擬着の相(激しい嫉妬)への変化が鮮やかです。そして鱶七に刺されて自分の生血が恋する求女の役に立つことを知り喜びながら死んでゆく落ち入りはさらに哀切極まりない場面です。

松緑丈初役の鱶七、前半は粗削りながらこの役の大きさが十分出ており、時に難のある台詞回しも声をよく張っていてよい出来だったと思います。六日に観劇時よりも演技に余裕すら感じさせました。

千穐楽は松緑丈を立てる意味もあったのでしょう、一回のみですが玉三郎丈と松緑丈の驚きのカーテンコールがありました。



【2012. 01. 27 (金)】 author : 六条亭
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平成中村座 三月大歌舞伎ー六代目中村勘九郎襲名披露の演目と配役!
平成中村座三月大歌舞伎の六代目中村勘九郎襲名披露の演目と配役が発表になっていました。遅まきながら、メモ代わりにアップします。松嶋屋のご出演もあってか、チケット代がまたあがっています。

中村勘太郎改め
六代目中村勘九郎襲名披露
平成中村座 三月大歌舞伎

平成24年3月3日(土)初日〜27日(火)千穐楽

【昼の部】(午前11時開演)

一、歌舞伎十八番の内 暫

鎌倉権五郎 : 海老蔵
那須九郎妹照葉 : 七之助
清原武衡 : 我 當

二、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)

上の巻 さくら
桜の精 : 七之助

中の巻 松 虫
松虫 : 仁左衛門
同 : 千之助

下の巻 雪達磨
雪達磨 : 勘三郎

三、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)

 檜垣
 奥殿

一條大蔵長成 : 勘太郎改め勘九郎
常盤御前 : 扇 雀
鬼次郎女房お京 : 七之助
吉岡鬼次郎 : 仁左衛門


【夜の部】(午後4時開演)

一、片岡十二集の内 傾城反魂香(けいせいはんごんこう)

 土佐将監閑居の場

浮世又平後に土佐又平光起 : 仁左衛門
又平女房おとく : 勘三郎

二、六代目中村勘九郎襲名披露 口上

勘太郎改め勘九郎
幹部俳優出演

三、曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)

 御所五郎蔵

御所五郎蔵 : 勘太郎改め勘九郎
星影土右衛門 : 海老蔵
傾城逢州 : 七之助
花形屋吾助 : 笹野高史
傾城皐月 : 扇 雀
甲屋与五郎 : 我 當

四、元禄花見踊

元禄の衆 : 児太郎
同 : 虎之介
同 : 鶴 松
同 : 宜 生
同 : 国 生

料金(税込)

松席(1階平場)17,000円
竹席(1・2階) 17,000円
梅席(2階)12,000円
桜席(2階)10,000円
お大尽席(2階)35,000円


【2012. 01. 18 (水)】 author : 六条亭
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新春浅草歌舞伎通し観劇
201201181044000.jpg

久しぶりの更新ですみません。

お正月の浅草はやはり活気に溢れています。第一部のお年玉ご挨拶は亀鶴丈で、いつもながら軽妙な楽しさで一杯です。

今日はwowowのカメラが入っています。
【2012. 01. 18 (水)】 author : 六条亭
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今月初春歌舞伎の観劇予定
ご挨拶が遅くなりましたが、本年も拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

お正月の東京の歌舞伎公演は、新橋演舞場、国立劇場、浅草公会堂に加えて、昨年に引き続き玉三郎丈のルテアトル銀座、またロングラン公演中の平成中村座の五座競演という華やかさです。

さすがに五座すべての観劇は財政的に厳しいですので、今月は絞り込んで次のとおり観劇予定です。

・六日(金) ル テアトル銀座 坂東玉三郎初春特別公演
・九日(月、祝日) 新橋演舞場 壽 初春大歌舞伎 昼の部
・十一日(水)新橋演舞場 壽 初春大歌舞伎 夜の部 
・十八日(水)浅草公会堂 新春浅草歌舞伎 一部、二部通し
・二十二日(日)新橋演舞場 壽 初春大歌舞伎 昼の部
・二十六日(木)ル テアトル銀座 坂東玉三郎初春特別公演 千穐楽

【2012. 01. 06 (金)】 author : 六条亭
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今年もお世話になりました
ブログ再開後も更新が途絶えるとともに、いただいたコメントの返しもできず、申し訳ありませんでした。

体調不良ではありません。ご心配おかけしました。お蔭さまで遺族としてやるべきことはほぼ一段落するとともに、四十九日の法要・納骨も滞りなく終えることができました。

この一年間は東日本大震災と母の永眠という私の人生にとっての一つの大きな節目の年だったように思います。

迎える新しい年が日本の新たな出発点になることを祈りたいと思います。

本年も拙ブログを通じまして、いろいろお世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【2011. 12. 30 (金)】 author : 六条亭
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【第36回俳優祭】の演目・入場料・前売開始日が決定!
拙ブログが休止中に第36回俳優祭が平成24年1月28日(土)に国立劇場で開催されることが発表されていましたが、歌舞伎 on the webのトピックスに演目・入場料・前売開始日の情報が掲載されました。

土曜日の一回公演のみで、しかもいつものごとく電話受付によるチケット販売ではチケット入手は大変困難になりそうです。

東日本大震災被災地復興支援
第36回俳優祭

☆日時
 平成24年1月28日(土)
 午後4時30分開演(終演予定/午後8時30分)一回公演

☆会場
 国立劇場 大劇場

☆演目
 『絵本太功記(えほんたいこうき)』十段目 尼ヶ崎閑居の場  竹本連中

 『殺陣田村(たてたむら)』

 模擬店

 河竹黙阿弥作
 『質庫魂入替(しちやのくらこころのいれかえ)』  竹本連中・常磐津連中

☆入場料(税込)
 A席 : 18,000円
 B席 : 12,000円
 C席 : 5,000円

☆前売開始
 1月8日(日) 10:00より電話受付開始
 チケットホン松竹 俳優祭専用電話番号
    03−6745−0888(午前10時〜午後6時)
 ※お一人様4枚までとさせていただきます。
 ※電話番号のおかけ間違いにご注意ください。
 ※転売目的でのチケットの購入は固くお断りいたします。


【2011. 12. 13 (火)】 author : 六条亭
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日生劇場12 月歌舞伎公演昼の部観劇
201112101042000.jpg

今日は七代目松本幸四郎襲名百年で、曾孫三人が揃う公演昼の部観劇です。
【2011. 12. 10 (土)】 author : 六条亭
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ブログを再開いたします
先月14日に実母が急病で永眠いたしました。享年86歳でした。

母は平成20年の春に認知症のため専門施設であるグループホームへ入居しました。生活環境に慣れるにしたがい、かえって以前より元気を取り戻し、直前まで穏やかで規則正しい生活を送っていました。ですから、まだまだ長生きしてくれると信じていました。夏頃から腎臓の数値が悪化してはいたものの、亡くなる二日前までは普段と変わりなく動いていたそうです。前日急にお腹が痛いとスタッフの方に訴えたので、休日の救急医にかかりました。その結果痛みも治まり、ホームに戻りました。しかし、その夜病状が急変し、14日朝方大学病院へ救急車で運び込まれた時はすでに心肺停止状態でした。

ですので、本当の病名は明らかではありませんが、年齢が年齢ですから内臓が弱っていたものと考えられます。遺された者としてはわずか一日で逝ってしまうとは思いもかけず、14日朝方病院に駆け付けて母に対面するまでは信じられませんでした。

しかし、その悲しみにひたっている間もなく、喪主としてお通夜、告別式を滞りなく済ませるのが精一杯でした。さらに役所の手続き、入居していたホームの片付け、新仏のお守り、四十九日の法要と納骨の準備など遺族としてやるべきことは山積していまして、あっという間に三七日が過ぎてしまったという印象です。

子供としてはあれもしてあげたかった、これもしてあげなくてはいけなかったとの悔いは残らないと言えば嘘になります。しかし、それなりの長寿を全うし、あまり長い期間患いもせず、あの世に旅立ったと思えることはせめてもの慰めです。今や認知症は高齢者が抱える大きな問題です。母の認知症に我々子供がどう向き合っていったかは、追って詳細に書きたいと思います。

私が歌舞伎を、そして舞踊を愛するきっかけを作ってくれたのは母ですから、いくら感謝しても感謝しきれんません。大変迷ったのですが、十一月の顔見世千穐楽夜の部のチケットを確保済みでしたから、母の供養にとも思い予定通り観劇しました。菊之助さんの『京鹿子娘道成寺』は母が観たらさぞや大喜びしたことでしょう。それだけ素晴らしいものでした。

年内は法要・納骨もあり、ブログ更新もまだ十分にはできないと思いますが、今後とも拙ブログをよろしくお願いいたします。ブログ再開のお知らせとともに簡単なご報告です。

JUGEMテーマ:日記・一般
【2011. 12. 07 (水)】 author : 六条亭
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