徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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カルロス・クライバー/デラックス・エディションの発売予定
カルロス・クライバーが亡くなって早10年になるのですね!その没後10周年企画として、カルロス・クライバー/デラックス・エディションが発売予定です。

カルロス・クライバー/デラックス・エディション

クライバーがドイツ・グラモフォンに録音した名演揃いの3つのオーケストラ・アルバムがCD3枚とブルーレイ・オーディオ1枚に収められています。ブルーレイ・オーディオはまだ未体験ですが、この機会に実際に聴いてみようと思っています。

【収録曲】

・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
 録音時期:1974年3月、4月

・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92
 録音時期:1975年11月、1976年1月

・シューベルト:交響曲第3番ニ長調 D.200
 録音時期:1978年9月

・シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
 録音時期:1978年9月

・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98
 録音時期:1980年3月

JUGEMテーマ:音楽
【2014. 05. 22 (木)】 author : 六条亭
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クラウディオ・アバド、最後のルツェルン音楽祭の映像発売予定!
今年の1月20日に亡くなったクラウディオ・アバドが、2013年8月、最後にルツェルン音楽祭に出演した際の指揮姿が収録された演奏会の映像がBlu-rayとDVDで5月に発売予定です。

以前BSでも放送されましたが、とても半年後に亡くなるとは思えない充実していて、かつ生気溢れる演奏会でした。

クラウディオ・アバド 最後のルツェルン音楽祭

【収録曲】
・ブラームス:『悲劇的序曲』 Op.81 [13:48]
・シェーンベルク:『グレの歌』〜間奏曲 [6:02]
・シェーンベルク:『グレの歌』〜山鳩の歌 [12:34]
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』[53:57]

 藤村実穂子(アルト)
 ルツェルン音楽祭管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

【2014. 04. 18 (金)】 author : 六条亭
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BSプレミアムシアターのアバド追悼番組の詳細
さる20日80歳で亡くなったイタリアの世界的巨匠、クラウディオ・アバド追悼の特別番組の詳細が明らかになりました。

BSプレミアムシアター


前者はすでに放送されたものだが、ルツェルン音楽祭2012からレクイエムほか!神々しいまでの敬虔な祈りに満ちた演奏で、追悼に相応しい。

後者は名演として知られる94年のベルリン・フィルとの来日公演である。この演奏会がハイビジョンで観ることができるようになるとは。

2月10日(月)(9日(日)深夜)午前0時〜4時
◇ルツェルン音楽祭2012 
『クラウディオ・アバド指揮 ルツェルン音楽祭管弦楽団演奏会』

<曲 目>
1.エグモント 作品84(ベートーベン)
2.レクイエム K.626(モーツァルト)

<出 演>
語り:ブルーノ・ガンツ(1曲目)
ソプラノ:ユリアーネ・バンゼ(1曲目)
ソプラノ:アンナ・プロハスカ(2曲目)
アルト:サラ・ミンガルド(2曲目)
テノール:マクシミリアン・シュミット(2曲目)
バス:ルネ・パーペ(2曲目)
合唱:バイエルン放送合唱団、スウェーデン放送合唱団(2曲目)
管弦楽:ルツェルン音楽祭管弦楽団(1、2曲目)
指揮:クラウディオ・アバド(1、2曲目)

収録:2012年8月10日
ルツェルン文化会議センターコンサートホール(スイス)


◇アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1994年日本公演

<曲 目>
1.交響詩「はげ山の一夜」(原典版)(ムソルグスキー)
2.バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)(ストラヴィンスキー)
3.交響曲第5番ホ短調作品64(チャイコフスキー)

<出 演>
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド

収録:1994年10月14日
サントリーホール(東京)
【2014. 01. 31 (金)】 author : 六条亭
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クラウディオ・アバドの訃報を聞いて
本20日、イタリアの世界的指揮者クラウディオ・アバドの死去が報じられました。享年80歳。

指揮者のクラウディオ・アバド氏死去 80歳(asahi.com)

昨年のルツェルン音楽祭管弦楽団との来日公演がアバドの病気療養のため、キャンセルされた時に年齢が年齢だけにある程度覚悟はしていたのですが、復活の希望も抱いていただけに現実として知らされますと呆然たる思いです。

思い返せば私がクラシック音楽を聴き始めたのはずい分とおくてで、20代後半からです。その頃まだアバドは新進気鋭の若手指揮者に位置付けられていましたが、新鮮で若々しい音楽を聴かせてくれていつの間にかその虜になっていました。カラヤン全盛時代ですが、アバドは一種独特の選曲の好みがあり、いい意味でカラヤンとは同じレーベルに属しながらも競合しなかったのも幸いしたかもしれません。

やがて、ミラノ・スカラ座とのヴェルディの歌劇がリリースされ、ミラノ・スカラ座の1981年の引越し公演をクライバーとともに指揮し、日本での評価を決定付けたのです。その後、ロンドン交響楽団、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルとも来日。さらにはカラヤン亡き後のベルリン・フィルの首席指揮者に選ばれて名実ともに世界的指揮者となったのです。

2002年退任前に癌を患ったのですが、奇跡的に復活し、その後ルツェルン音楽祭管弦楽団を組織しなおして、毎年の夏に指揮するようになりました。アバドはそれ以前からECユースオーケストラやグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラなど若手音楽家の育成にも力を注いでいましたが、延長線上にこのスーパー・オーケストラが誕生したとも言え、世界中からアバドとともに音楽を愉しみたいという仲間が集まったように思います。

ルツェルン音楽祭ではメインはマーラーの交響曲シリーズです。第8番『一千人の交響曲』のみはついに未収録に終わりましたが、その他の8曲はBlu-rayやDVDで残されたことは後世に残る映像になると思います。

時を同じくしてオーケストラ・モーツァルトも組織し、指揮者というより同じ仲間として音楽を愉しむ枯淡の境地に遊んでいたようにも見え、アバドの音楽が達した高みがうかがわれました。そしてアバドはなによりもソリストを立てながら自分の音楽を主張してゆく名人でもあり、数多くのソリストとの協奏曲、また合唱曲に名盤は数え切れません。

永年にわたる音楽活動に一音楽ファンとして心から感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表します。

(追って)アバドの追悼には得意としたヴェルディの『レクイエム』を1981年の来日公演のライヴ録音で聴くのが一番なのですが、当分は心穏やかに聴くことができないでしょう。以前綴った以下の拙ブログ記事を掲げます。アバド&ミラノ・スカラ座のヴェルディ『レクイエム』
【2014. 01. 20 (月)】 author : 六条亭
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アルゲリッチとアバド共演のモーツァルト!の発売予定
アルゲリッチとアバド、久々の共演のモーツァルトのディスクが発売予定です。

アルゲリッチとアバドのモーツァルト!

アルゲリッチとアバドの共演は折に触れてディスクが発売されていますが、すでに半世紀近い共演といいますからその相性の良さは抜群です。そのどれもが名盤ばかりです。ベートーヴェンの2番と3番のピアノ協奏曲は絶品でした。

今回の二人の共演はモーツァルトのピアノ協奏曲2曲、20番と25番です!しかも、オーケストラが近年アバドが若い奏者で組織したオーケストラ・モーツァルトです。

これほど発売が待たれる新譜ディスクも久しくなかったことです。
【2013. 12. 18 (水)】 author : 六条亭
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ガーディナーがベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』を再録音
J.S.バッハのカンタータ全集を完結させたJ.E.ガーディナーが今度はベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』を再録音したというニュースに今さらながら気が付きました。

ガーディナー/ミサ・ソレムニス

2012年10月、ロンドンのバービカン・ホールで行われたライヴ録音のようです。アルヒーフ・レーベルでのかっての録音も隠れた名盤でしたから、ライヴによる再録音は期待が高まります。11月発売予定。

【2013. 10. 16 (水)】 author : 六条亭
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ドゥダメル指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団の来日公演の放送予定
今月来日したミラノ・スカラ座管弦楽団の来日公演中、ドゥダメルが指揮した演奏会とヴェルディの『リゴレット』の放送予定をまとめておきます。このように10月のNHKのクラシック音楽番組はドゥダメル一色で、ファンとしては嬉しいのですが、同時に来日して『ファルスタッフ』を振ったハーディングは放送ではなぜ取り上げないのでしょうか?

・10月13日(日) Eテレ 21時〜23時

クラシック音楽館 NHK音楽祭2013 ヴェルディ・ガラ・コンサート

【出演】ソプラノ…マリア・ホセ・シーリ、テノール…スチュアート・ニール、ピアノ…ケマル・ゲキチ,
管弦楽 ミラノ・スカラ座管弦楽団、指揮 グスターボ・ドゥダメル
【曲目】
「歌劇“ナブッコ”序曲(ヴェルディ)」
「歌劇“アイーダ”から“清きアイーダ”(ヴェルディ)」
(テノール)スチュアート・ニール
「歌劇“アイーダ”から“勝って帰れ”(ヴェルディ)」
(ソプラノ)マリア・ホセ・シーリ
「歌劇“椿姫”から第1幕への前奏曲(ヴェルディ)」
「歌劇“アイーダ”から“運命の石が〜さらばこの世”(ヴェルディ)」
(ソプラノ)マリア・ホセ・シーリ、(テノール)スチュアート・ニール
「歌劇“ルイザ・ミラー”序曲(ヴェルディ)」
「歌劇“トロヴァトーレ”から“ああ、あなたこそ私の恋人〜見よ、恐ろしい火を”(ヴェルディ)」
(テノール)スチュアート・ニール
「歌劇“シチリア島の夕べの祈り”序曲(ヴェルディ)」
「歌劇“トロヴァトーレ”から“静かな夜〜この恋を語るすべもなく”(ヴェルディ)」
(ソプラノ)マリア・ホセ・シーリ
「歌劇“運命の力”序曲(ヴェルディ)」
「ヴェルディの歌劇“アイーダ”から聖なる踊りとフィナーレの二重唱(リスト)」
(ピアノ)ケマル・ゲキチ
(2013年9月16日NHKホールにて収録)

・10月20日(日) Eテレ 21時〜23時50分

クラシック音楽館 NHK音楽祭2013ヴェルディ歌劇『アイーダ』全4幕・演奏会形式

【出演】
エジプト王 : ロベルト・タリアヴィーニ
アムネリス : ダニエラ・バルチェッローナ
アイーダ : ホイ・ヘー
ラダメス : ホルヘ・レオン
ランフィス : マルコ・スポッティ
アモナズロ : アンブロージョ・マエストリ

グスターボ・ドゥダメル指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
(2013年9月19日NHKホールにて収録)

・10月27日(日) BS2プレミアムシアター 深夜0時〜

ミラノ・スカラ座日本公演 歌劇『リゴレット』

<演 目>
歌劇「リゴレット」 (ヴェルディ)

<出 演>
レオ・ヌッチ (リゴレット)
フランチェスコ・デムーロ (マントヴァ公爵)
エレーナ・モシュク (ジルダ)
ケテワン・ケモクリーゼ (マッダレーナ)
アレクサンドル・ツィムバリュク (スパラフチレ) 

<合 唱>ミラノ・スカラ座合唱団
<管弦楽>ミラノ・スカラ座管弦楽団
<指 揮>グスターボ・ドゥダメル
<演 出>ジルベール・デフロ
(2013年9月9日NHKホールにて収録)

【追記】10月11日付けで20日のアイーダの放送時間を修正しました。
【2013. 09. 29 (日)】 author : 六条亭
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ヴェルディの歌劇『アイーダ』の復習
明日はミラノ・スカラ座来日公演のヴェルディ『アイーダ』を聴きにゆきます。本来ならば本公演の『リゴレット』か『ファルスタッフ』にすべきだったのですが、何しろ高価なチケット代は四月以降歌舞伎座新開場柿葺落公演に相当入れ込んで通った身には大変つらいものがあります。

そこで選択したのが NHK音楽祭 の一環として行われる演奏会形式の『アイーダ』です。指揮者は今世界でもっとも注目されている俊英のドゥダメル。『リゴレット』も指揮しましたが、聞こえてくる評判は今一つです。しかし、その音楽性は豊かで、瞬く間に世界の名だたるオーケストラを振るようになっていますから、歌劇の経験を積んで行けば鬼に金棒だと思います。そういう意味では期待と不安が相半ばしていますが、楽しみであることには変わりありません。

もともとこの『アイーダ』、オペラのなかのオペラと言われる名曲ですが、有名な凱旋行進曲などの聴いていてもはじめて熱狂して全曲を聴いたのがFMで放送されたムーティがバイエルン国立歌劇場を指揮した演奏です。とにかく熱い血が全曲にみなぎるようで、ムーティの面目躍如です。この時の演奏は幸いにしてCD化されています。



その後カラヤンがフレーニをタイトル・ロールにしてウィーン・フィルを指揮した演奏はまさに完璧なもので、今もって私のスタンダードな名盤になっています。




以降いろいろな演奏を聴きました。アバド、シャイーなどがミラノ・スカラ座を指揮した演奏も名盤の名に恥じないものですが、この『アイーダ』は歌手が揃っていないと聴き応えがありません。今回のミラノ・スカラ座の演奏会形式の全曲演奏は、アイーダ役にホイ・へー、アムネリス役にダニエラ・バルチェッローナ、アモナズロ役にアンブロージョ・マエストリと一流どころが勢揃いしていますので、指揮者のドゥダメルの棒捌きやいかに、ですね。

今日は少し聴きどころを 復習しようと思っています。
【2013. 09. 18 (水)】 author : 六条亭
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アバド/モーツァルト : 孤児院ミサ、シューベルト:ミサ曲の発売予定
今年80歳を迎えたクラウディオ・アバドは近年はルツェルン音楽祭管弦楽団やオーケストラ・モーツァルトのようにともに演奏することにより音楽する喜びを分かち合おうという仲間たちとの活動に専念している。どの演奏も音楽する愉悦感に溢れており、視聴するものにもこの上ない喜びを与えてくれる稀有な指揮者である。巨匠と呼ぶのに違和感が感じられるほど、音楽も若々しい。

90年代からベルリン・フィルを中心にして映像も多数リリースされており、同時代の指揮者の中では群を抜く。ベートーベン交響曲全集やマーラー交響曲集などBlu-ray化されている盤も多い。

今度は2012年にアバドがザルツブルク音楽祭に久しぶりに復帰した際の演奏会のライブ映像がBlu-rayとDVDでリリースされる。曲目が非常に渋いが、隠れた名曲でもある。日本語字幕がないのが残念である。

アバド/孤児院ミサ、シューベルト:ミサ曲(映像)
【2013. 09. 07 (土)】 author : 六条亭
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ヤンソンス/ベートーヴェン:交響曲全集のBlu-ray、DVDの発売!
2012年11月〜12月に行われたマリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団来日公演は、ベートーヴェン交響曲全曲演奏でした。全曲とも今のヤンソンスの好調さを裏付けるように、非常に水準の高いもので、BS2で放送された番組を視聴して、大変感銘を受けました。

その全曲演奏がBlu-rayとDVDで発売されます。高音質・高画質を謳っています。しかし、その分なかなかよいお値段です。

ヤンソンス/ベートーヴェン:交響曲全集(映像)

【2013. 08. 27 (火)】 author : 六条亭
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