九日から三日間の京・奈良・吉野山千本桜−桜巡りの旅は、絶好の晴天と満開の桜に恵まれて、思いきり春爛漫の桜を満喫することができた。もちろんツアーによる旅であるから、京都では南禅寺、高台寺、醍醐寺、宇治平等院、奈良では東大寺の拝観などの観光にも多く時間を費やしたが、古都の寺社仏閣の素晴らしさを再認識しながら日本史を逍遥し、咲き誇る満開の桜とともに心癒された。南禅寺では山門に上って石川五右衛門の気分を、吉野山ではちょっぴりと狐忠信の気分になるなど、歌舞伎狂言の舞台を地で行くような旅でもあった。
旅行期間中、PC環境から離れて携帯からの写真投稿のみであったが、その間実に多くの方々よりコメントを頂戴した。御礼申し上げるとともに、コメントの返しが遅くなった点をお詫びいたします。追って順次コメントいたしますので、少々お待ち下さい。
さて、ここでは撮影したデジカメ写真から数点をまとめとしてアップする。
平安神宮南神苑の紅しだれ桜。青空に広がるまさに紅の雲である。
醍醐寺のソメイヨシノ。有名なしだれ桜は既に終わっていたのは残念だったものの、ソメイヨシノも十分に美しかった。
宿泊したホテルの玄関。古風な佇まいが宿泊客に安らぎを覚えさせる。
吉野山の桜。まさに千本桜そのものである。ただし、下千本から中千本までしか時間的に行く余裕がなかったので、真のよさを十二分に味わったとは言い難い。上千本、奥千本に行く機会をまた持ちたいものである。