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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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映画『交渉人真下正義』(DVD)を観る
評価:
十川誠志
ポニーキャニオン
¥ 786
(2005-12-17)
Amazonランキング: 4554位
Amazonおすすめ度:
万人向けで面白い!
2時間は長過ぎ
良くも悪くもなく

『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』が7月3日(土)から全国的にロードショー公開されるので、大々的な宣伝が多くのメディアで行われている。テレビ放送時代から、新しい警察モノとして楽しんできたシリーズであるから、THE MOVIE1、2とももちろん観ている。しかし、いわゆるスピン・オフ映画である『容疑者室井慎次』はDVDでは観たものの、このユースケ・サンタマリアが主役になった『交渉人真下正義』(2005年5月公開)は未視聴。

今回の『踊る大捜査線 THE MOVIE3』にも若干つながりがありそうなので、DVDで観てみた。これは表現は悪いが意外に大きな拾いもので、面白かった。東京メトロをモデルにした地下鉄の最新鋭実験車両が正体不明の何者かに乗っ取られて、暴走し始める。クリスマスイヴで混み合う乗客たちの安全をいかに守るか?という都市型テロを主題にしたアクション。まず、東京メトロの各路線(当然名前は変えているが)を自在に走り回る実験車両がフリーゲージ・トレイン(主に標準軌 (1435mm) と狭軌 (1067mm) の両方の線路上を走行可能な車両のこと)であることが鉄道ファンにはたまらない。まだ実現していないが、これを取り入れた発想が素晴らしく、加えて路線図上は独立して相互に乗り入れできない路線が、実は脇線や連絡線でつながっているという事実もすべてが正しくはないが、すぐれた視点である。また、公開時にはまだ建設中であった副都心線をモデルにした路線がカギを握っているのも思わずニヤリとしてしまう。

しかし、なんと言っても全路線の運行を統括する地下深くにある総合指令センターに、真下が率いる捜査チームと地下鉄会社のスタッフが集まりやりあう風景は、まるで軍事モノをみているようで、緊迫感抜群である。真下の交渉そのものはあまりパッとしないが、ラスト向けて演奏されるラヴェルの『ボレロ』は「世界一長いクレッシェンド」の異名を持つから、これまたピタリの選曲であるうえ、ある謎も隠されていて危機感が最高潮に達する。ユースケ・サンタマリアの頼りなさそうで、実は芯のしっかりとした真下と、総合指揮センター長である國村隼の激しくもまた人間味のある応酬も見所である。その他の脇役陣も多士済々。

これは『踊る大捜査線』のスピン・オフ映画としてみなくとも、娯楽作として上質の部類に入る作品であろう。

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【2010. 06. 28 (月)】 author : 六条亭
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