徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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案内人/坂東玉三郎・撮影/篠山紀信『THE LAST SHOW』
評価:
篠山 紀信
小学館
¥ 9,450
(2010-08-02)
Amazonランキング: 2230位
Amazonおすすめ度:
歌舞伎座の大きさと深さ、歴史のキズ跡が、言葉以上を語りかける

歌舞伎座最後の三ヶ月にすべて出演した坂東玉三郎に密着して、篠山紀信が撮影した写真集。今年二月の十七代目勘三郎の追善興行から御名残公演、そして閉場式まで、まるでその息遣いが聞こえてくるような数々の豊富な写真で彩られている大判の写真集です。色彩も自然で、美しいとしか形容しようがありません。しかも、写真の説明は巻末のサムネイル(小さい画像)のみですが、写真のみで雄弁に多くのことを語っています。

玉三郎が案内する歌舞伎座は、普段我々が観ることが出来ない、舞台の天井裏、舞台装置、照明室など舞台の裏側、楽屋、名題下のとんぼ道場、お囃子さん、歌舞伎座の係の方など多彩です。そして、歌舞伎座の建物、観客席や詰めかけた観客の様子もダイナミックなアングルから撮影されています。玉三郎と共演した役者との語らいなども生き生きとしていて、この三ヶ月の舞台に通った一人として、あの歌舞伎座の華やぎ、賑わい、そして別れを惜しむ雰囲気がよみがえってきます。

もちろん、玉三郎の舞台は『籠釣瓶花街酔醒』の八ツ橋、『じいさんばあさん』のるん、『女暫』の巴御前、『助六由縁江戸桜』の揚巻の各役が鋭角的な視点で撮影されていることも見逃がせません。

歌舞伎を、そして歌舞伎座を愛する人々に是非観てもらいたい写真集です。

【2010. 08. 05 (木)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(2) | trackbacks(0) |
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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この記事に関するコメント
六条亭さま
玉三郎さんの案内で、夜な夜な歌舞伎座探訪ができます。^^
最後の賑わい、華やぎ、寂しさ、木のぬくもり、息遣いまで伝わってきます。
さて、今夜も歌舞伎座に出かけてきます。(笑)
| まるこ | 2010/08/06 8:16 PM |
> まるこ さま

そうですね!玉三郎さんの案内で、毎晩のように歌舞伎座を隅から隅までくまなく探訪できますね!

建て替られる新歌舞伎座もこのような温もりのある劇場になるとよいのですが。
| 六条亭 | 2010/08/06 10:39 PM |
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