徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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藤沢周平『隠し剣秋風抄』を読む
評価:
藤沢 周平
文藝春秋
¥ 620
(2004-06)
Amazonランキング: 31345位
Amazonおすすめ度:
前作『隠し剣孤影抄』に続く隠し剣シリーズ。全九編のさまざまな秘剣が主題となっている。このなかでは山田洋次監督の三部作の最終篇『武士の一分』の原作となった「盲目剣谺返し」がもっともポピュラーであろう。主君の毒見のために盲目となった藩士が、妻の不貞を感じ取り、離縁するが、その相手に対して武士の一分を貫いて、果し合いを挑んで勝つ。その後の夫婦愛がほろりとさせる。

それ以外の各篇も、酒乱剣、汚名剣、女難剣、偏屈剣、好色剣などとどれも秘剣とは縁の無さそうなものばかりであり、また主人公たちも主役らしからざる変わり者だったりするが、一読して惹きつけられる設定の物語ばかりである。私としては「暗黒剣千鳥」が、藩の政争に巻き込まれた部屋住みたちの悲劇と権力者の執念に鳥肌が立つ思いであった。いずれにしても、前作とあわせて時代小説ファンにはお薦めの連作集である。

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【2008. 03. 25 (火)】 author : 六条亭
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