徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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シネマ歌舞伎『ふるあめりかに袖はぬらさじ』を観る
歌舞伎美人のニュースで「玉三郎 シネマ歌舞伎『ふるあめりかに袖はぬらさじ』を語る」がアップされている。二日に東劇で鑑賞したが、舞台を観たものにも映画として、また舞台の映像化としても大変楽しめるものになっていた。10分間の休憩があるが、全165分の長編である。しかし、その長さは感じない。それはおそらく高精度カメラによる高品位の映像とクローズアップによって舞台では見えなかった細部までがくっきりと分かり、観客の側の集中力をスクリーンの一点に絞り込むことが出来たことによるであろう。

とりわけ、玉三郎のお園が攘夷女郎亀遊として烈女の伝説を次第次第に作り上げて行く後半は、玉三郎の語りの独壇場であり、細かい丁寧な演技が手に取るように分かる。そして、すべての嘘が露見して、やけ酒に酔っ払いながらも「よくふる雨だね」という幕切れは、この戯曲の悲劇と喜劇の両面をあわせもつ重層的構造が明らかとなる。これは舞台をご覧になっていない方にはもちろんであるが、ご覧になった方にも楽しめる映画としてお薦めしたい。

【2008. 06. 05 (木)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(4) | trackbacks(1) |
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この記事に関するコメント
このシネマ歌舞伎を待ちかねています。評判、良いですね。

寺嶋しのぶが出た銀座セゾンの舞台しかみておりません。
| hitomi | 2008/06/06 8:21 AM |
> hitomi さま

歌舞伎美人に驚異の満足度98.2%と出ていますね。

http://www.kabuki-bito.jp/news/2008/06/_photo_158.html

そちらではもう間もなくこのシネマ歌舞伎が公開されますね。楽しみにお待ちください。きっと十二分に堪能されるはずです。
| 六条亭 | 2008/06/06 11:24 PM |
しっかり観てきました。プログラムに書いていましたが、演出者の戌井市郎さんが今回のオール歌舞伎役者版の初日で興奮してしまわれたとか!まさにシネマ歌舞伎にして永久保存するにふさわしい舞台だったんですね。
来月の歌舞伎座も昼夜とも楽しみです(^O^)/
| ぴかちゅう | 2008/06/25 11:37 PM |
> ぴかちゅう さま

プログラムは購入しなかったのですが、演出の戍井市郎さんがそのようなことを書いておられるのですね!まさにこの舞台、そしてシネマ歌舞伎に対する最高の賛辞ですね。

詳しい感想をアップされていて拙記事は簡単でお恥ずかしいですが、TBをうちました。
| 六条亭 | 2008/06/26 10:05 PM |
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