当分新しいPCネタが多くなりますが、何しろ多機能ですから完全に使いこなすまで時間がかかりますから、ご容赦ください。
今回買い替えの決めたのは旧のPCの不調からですが、それ以前から一応万一の場合を考えて機種の検討はしてきました。もっとも頭を悩ましたのは従来と同じ32ビット版にするか64ビット版にするか、という点です。調べてみても将来的には明らかにパフォーマンスにすぐれた64ビットのPCの方です。しかし、その唯一の弱点がソフトの互換性です。32ビット用に開発されたソフトは必ずしも64ビットで作動する保証はないようでした。しかも64ビットの機種が発売された最初のころはプリンターなどは新製品しか使えず、過去に購入したプリンターは未対応がほとんどでした。
しかしながら、PCの上位メーカーであるN社とS社は一貫して64ビット版の機種を積極的に売り込み、あわせて性能も進化し続けてきました。実際に店頭で比較検討しても、この両社の機種の優位性は動かないように見えました。そしてプリンター大手もその後既存の機種も64ビットで作動するよう、ソフトを配布するようになったのを確認できました。ですから、そのN社一社に絞り込んで決めたのでした。
くわえて、テレビ・パソコンとしての機能も重視しました。一人一台の時代です。それならば、地デジ対応のPCで兼ねようとの判断も働きました。マンションに住んでいると、アンテナはテレビ端子にケーブルをつなぎます。共聴アンテナはすでに地デジ対応をしており、また衛星デジタルも視聴可能と確認できましたので、地デジ・衛星デジタルのチューナー付きも大きなポイントになりました。
多くの方々は旧のPCからのデータ移行が気になると思いますが、この点はWindows7には通常転送ソフトが付属していて、心配はないとのことでした。現実に私の場合も旧のデータを外付けのハード・ディスクに一旦転送し、それを新しいPCに読み込ませた訳ですが、まったく円滑に、また正確に移行できました。
ソフトの互換性は若干心配しました。とりわけ
本HP「六条亭雑記」は、ホームページ・ソフトで作成していますから、もしかしたら作動しないかと最後まで気をもみました。しかし、案ずるより産むがやすし、で結果はまったく問題なく更新できました。その他日常的に使っているソフトの大部分が、ネット上からダウンロードしたフリー・ソフトですから、かえって以前より軽快に作動するようになり、新しいPCの恩恵を満喫しています。