明日で東日本大震災が起こってからからちょうど二週間になります。その間被災地の方々のご苦難は言うまでもなく計り知れないものがあると思います。大地震と大津波に加えて、原発事故の影響で放射能汚染問題や計画停電など東京周辺に住む人々の日常生活もさま替りの様相です。
私自身もまだ非日常の世界にいるような気分から完全に抜け出すことができていません。しかし、自分のできることから一歩ずつ前進してゆきたいと思っています。今関係している団体で被災者支援の募金活動を行う手伝いをすることもその一つです。
気にかけていながら電話をはじめ連絡手段がなく安否確認ができなかった宮城県松島町の親戚とようやく今日電話がつながり、家族全員の無事が確認できました。
宮城県松島町は宮城県の中部に位置し、日本三景の一つ松島の観光拠点として知られる町ですが、その松島湾の多島海が大津波を阻む役割を果たしたようで、周辺地域に比べますと幸いなことに被害は少なかったとのことです。ライフラインはまだ水道が断水していますが、電気、電話がようやく復旧して、不便ながらも徐々に日常生活が戻ってきているようです。
これで私もほっと安心して、一つの峠を乗り越えた気持ちです。