またまた更新が滞りました。今月の観劇予定もアップしておらず、大変失礼しました。すでに新橋演舞場の四月花形歌舞伎の
通し狂言『仮名手本忠臣蔵』は、初日に昼の部を、七日に夜の部を観劇済です。若手が文字通り勢揃いして、祖父や父の当たり役に果敢に挑んでいます。
さて、今日は国立劇場の
通し狂言『絵本合法衢』(えほんがっぽうがつじ)を観劇しました。昨年は奇しくもあの東日本大震災の前日に観劇したため、未曾有の大災害の衝撃で観劇の記憶ははや忘却のかなたにあります。公演も残念ながら三月半ばに中止されました。
そのためもあり、今回の観劇はまったく新しい演目を観るように新鮮であり、仁左衛門の悪の華を存分に満喫しました。左團次、時蔵はじめ共演者もみな充実していたように思いました。
さくら祭りは終了していますが、劇場前の八重枝垂れ桜は、風情満点でした。携帯撮影のため、写真はその美しさを十分お伝え出来ていませんが。