徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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エレーヌ・グリモーのブラームスピアノ協奏曲集ークラシック音楽注目の最新盤
BSでクラシック音楽の最新映像を多く視聴できるありがたい環境に慣れてしまうと、CDもほとんど購入しなくなってしまった。iTune等から手軽に好きな音楽をダウンロードできる時代でもあり、CD業界が不況に喘いでいるのもなるほどと思う。

以前は毎月の新譜を詳細にチェックして、お気に入りの音楽・音楽家のディスクを選び出すのに苦労したものであるが、それも今となっては懐かしい思い出になってしまった。音楽家自体に魅力ある人が少なくなっていることも大きな要因だと思う。

そんななか久方ぶりにこれは!と購入意欲をそそる新譜の発売予定が出た。エレーヌ・グリモーが録音したブラームスのピアノ協奏曲全2曲のディスクである。

グリモーのブラームス:ピアノ協奏曲集

かねてから注目し、CDやDVDでその演奏を繰り返し視聴してきたグリモーが近年集中的に取り組んできたブラームスのピアノ協奏曲2曲を一挙に録音したものである。指揮は最近若手指揮者として売り出し中のアンドリス・ネルソンス。このコンビでの今秋の来日公演も聴きに行く予定なので、この新譜は事前チェックのためにもやはり購入したいと思っている。
【2013. 07. 30 (火)】 author : 六条亭
| クラシック音楽 | comments(0) | trackbacks(0) |
明治座十一月花形歌舞伎の演目と配役!
十一月の明治座花形歌舞伎が歌舞伎美人に発表されました。秀太郎を上置きとはするものの、猿之助を除く澤瀉屋一門に獅童、松也が加わる異色の組み合わせの公演です。歌舞伎美人は、こちら。

明治座 十一月花形歌舞伎
平成25年11月1日(金)初日〜25日(月)千穐楽

【昼の部】(午前11時開演)

一、歌舞伎十八番の内 鳴神
   
鳴神上人 市川 右 近
雲の絶間姫 市川 笑 也


二、瞼の母
   
番場の忠太郎 中村 獅 童
金町の半次郎 尾上 松 也
金五郎 市川 猿 弥
お登世 市川 春 猿
水熊のおはま 片岡 秀太郎


大喜利 供奴
   
奴松平 尾上 松 也


【夜の部】(午後4時15分開演)

一、歌舞伎十八番の内 毛抜
   
粂寺弾正 中村 獅 童
秦民部 尾上 松 也
八剣玄蕃 市川 猿 弥
秦秀太郎 市川 春 猿
八剣数馬 市川 弘太郎
腰元巻絹 市川 笑三郎
小野春風 市川 笑 也
小野春道 市川 門之助


二、澤瀉十種の内 連獅子
   
狂言師右近後に親獅子の精 市川 右 近
狂言師左近後に仔獅子の精 市川 弘太郎


三、権三と助十
   
権三 中村 獅 童
助十 尾上 松 也
権三女房おかん 市川 笑 也
左官屋勘太郎 市川 猿 弥
小間物屋彦兵衛 市川 寿 猿
助八 市川 弘太郎
小間物屋彦三郎 市川 笑三郎
家主六郎兵衛 市川 右 近
石子伴作 市川 門之助

※澤瀉十種の内の「瀉」のつくりは、正しくは"わかんむり"です。


【2013. 07. 29 (月)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(0) | trackbacks(0) |
歌舞伎座新開場柿葺落七月花形歌舞伎千穐楽通し観劇
歌舞伎座新開場柿葺落公演としてはじめての七月花形歌舞伎も本日で無事千穐楽を迎えました。公演情報は、こちら。



昼夜ともに通し狂言を並べ、しかも出演する花形四人が初役で、二役または三役を演じる意欲的なものでした。初日と千穐楽を観た観客の一人としては、その意欲が空回りせず、着実な成果を上げていたと心から思いました。追って観劇感想をまとめる予定ですが、とくに夜の部『東海道四谷怪談』は南北の世界を濃密に描き出していて、大きく進化していたことを特筆したいと思います。
【2013. 07. 28 (日)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(2) | trackbacks(0) |
歌舞伎座新開場柿葺落 十二月大歌舞伎 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』の配役
歌舞伎座新開場柿葺落十二月大歌舞伎の通し狂言『仮名手本忠臣蔵』についての歌舞伎美人は、こちら。

歌舞伎座新開場柿葺落
十二月大歌舞伎
平成25年12月1日(日)初日〜25日(水)千穐楽

【昼の部】(午前11時開演)

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

 大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
 三段目 足利館門前進物の場
     同  松の間刃傷の場
   
高師直 : 三津五郎
桃井若狭之助 : 染五郎
顔世御前 : 七之助
塩冶判官 : 菊之助


 四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
     同  表門城明渡しの場
   
大星由良之助 : 幸四郎
顔世御前 : 七之助
塩冶判官 : 菊之助


 浄瑠璃 道行旅路の花聟
   
腰元おかる : 玉三郎
早野勘平 : 海老蔵


【夜の部】(午後4時30分開演)

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
     同   二つ玉の場
 六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
   
早野勘平 : 染五郎
女房おかる : 七之助
斧定九郎 : 獅 童


 七段目 祇園一力茶屋の場
   
大星由良之助 : 幸四郎
寺岡平右衛門 : 海老蔵
遊女おかる : 玉三郎


十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場
   
大星由良之助 : 幸四郎
小林平八郎 : 獅 童

【2013. 07. 26 (金)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(4) | trackbacks(0) |
歌舞伎座新開場柿葺落 吉例顔見世大歌舞伎は通し狂言『仮名手本忠臣蔵』!
十一月、十二月は二ヶ月連続して通し狂言『仮名手本忠臣蔵』です。

まず吉例顔見世大歌舞伎についての歌舞伎美人は、こちら。

舞伎座新開場柿葺落
吉例顔見世大歌舞伎
平成25年11月1日(金)初日〜25日(月)千穐楽

【昼の部】(午前11時開演)

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

 大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
 三段目 足利館門前進物の場
     同  松の間刃傷の場
   
塩冶判官 : 菊五郎
桃井若狭之助 : 梅 玉
足利直義 : 七之助
顔世御前 : 芝 雀
高師直 : 吉右衛門


 四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
     同  表門城明渡しの場
   
塩冶判官 : 菊五郎
顔世御前 : 芝 雀
原郷右衛門 : 東 蔵
薬師寺次郎左衛門 : 歌 六
石堂右馬之丞 : 左團次
大星由良之助 : 仁左衛門


 浄瑠璃 道行旅路の花聟
   
早野勘平 : 梅 玉
腰元おかる : 時 蔵


【夜の部】(午後4時30分開演)

通し狂言 仮名手本忠臣蔵
 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
     同   二つ玉の場
 六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
   
早野勘平 : 菊五郎
女房おかる : 時 蔵
千崎弥五郎 : 又五郎
斧定九郎 : 松 緑
判人源六 : 團 蔵
母おかや : 東 蔵
一文字屋お才 : 魁 春
不破数右衛門 : 左團次


 七段目 祇園一力茶屋の場
   
大星由良之助 : 吉右衛門
遊女おかる : 福 助
寺岡平右衛門 : 仁左衛門


十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場
   
大星由良之助 : 吉右衛門
小林平八郎 : 錦之助
原郷右衛門 : 歌 六


【2013. 07. 26 (金)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(2) | trackbacks(0) |
歌舞伎座新開場柿葺落 十月大歌舞伎は通し狂言『義経千本桜』!
歌舞伎美人に、十月大歌舞伎の演目と配役が発表されました。予想通りまず通し狂言『義経千本桜』です。

歌舞伎美人は、こちら。

歌舞伎座新開場柿葺落
十月大歌舞伎
平成25年10月1日(火)初日〜25日(金)千穐楽

【昼の部】(午前11時開演)
通し狂言『義経千本桜』

・序 幕 鳥居前
   
佐藤忠信実は源九郎狐 : 松 緑


・二幕目 渡海屋
     大物浦
   
渡海屋銀平実は新中納言知盛 : 吉右衛門
女房お柳実は典侍の局 : 芝 雀
相模五郎 : 又五郎
入江丹蔵 : 錦之助
武蔵坊弁慶 : 歌 六
源義経 : 梅 玉


・三幕目 道行初音旅
   
佐藤忠信実は源九郎狐 : 菊五郎
逸見藤太 : 團 蔵
静御前 : 藤十郎


【夜の部 】(午後4時15分開演)
通し狂言『義経千本桜』

・四幕目 木の実
     小金吾討死
   
いがみの権太 : 仁左衛門
若葉の内侍 : 東 蔵
主馬小金吾 : 梅 枝
鮓屋弥左衛門 : 歌 六
小せん : 秀太郎


・五幕目 すし屋
   
いがみの権太 : 仁左衛門
小せん : 秀太郎
弥助実は三位中将維盛 : 時 蔵
お里 : 孝太郎
お米 : 竹三郎
鮓屋弥左衛門 : 歌 六
若葉の内侍 : 東 蔵
梶原平三景時 : 我 當


・大 詰 川連法眼館
   
佐藤忠信/忠信実は源九郎狐 : 菊五郎
静御前 : 時 蔵
駿河次郎 : 團 蔵
亀井六郎 : 権十郎
飛鳥 : 秀 調
川連法眼 : 彦三郎
源義経 : 梅 玉
【2013. 07. 26 (金)】 author : 六条亭
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宮部みゆき『泣き童子 三島屋変調百物語参之続』(文藝春秋) を読む


『おそろし』『あんじゅう』に続く宮部みゆきの三島屋変調百物語の第三巻目です。許婚の事件で心に傷をおった「おちか」が川崎の実家を出て叔父夫婦の営む袋物屋に身を寄せ、叔父の計らいで来客用の座敷「黒白の間」で来客から不思議な話を聞いて魂が繕われるようになり、変わり百物語がはじまりました。語って語り捨て、聞いて聞き捨てが唯一の約束事です。おちかの相手を包み込むような応対が相手の緊張を和ませ、今回も不思議な話が語られます。

今回は全部で六編収録されていて、そのうち「小雪舞う日の怪談語り」は珍しくおちかが晴れ着をきて、怪談を語る会に出かけて行き、三人の男女の語りを聞きます。その他の五編はともにいつもと同じ設定ですが、人間の持つやさしさと怖さをあぶり出す手際は相変わらず練達の筆の冴えです。しかも、前二巻と若干肌合いが異なり、本巻は人間の心の闇を深く抉りだしていて、読み終えて慄然とする作品も多いと思います。しかし、そこは宮部みゆき、最後はホロッとさせてもくれます。

このシリーズ、文字通り百物語に到達するまで続いて欲しいものです。

『おそろし』の読書レビューは、こちら。

『あんじゅう』の読書レビューは、 こちら。
【2013. 07. 26 (金)】 author : 六条亭
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久しぶりの更新になってしまいました
約二週間拙ブログの更新が途絶えました。次のように公私ともに慌ただしかったことは事実ですが、猛暑続きの日々で更新の意欲が起きなかったことが正直なところです。ご高読いただいている方々には申し訳ないことでした。

・関係している親睦団体の年一回の総会ならびに懇親会
・新暦によるお盆の行事
・ガス湯沸し器故障にともなう機器の取り替え工事、あわせて浴室の改装工事

また夏休みのこの時期、歌舞伎に関連する話題も少ないため、取り上げるべき題材も非常に少なかったと言えます。待たれるのが秋から冬にかけての年内の歌舞伎座新開場柿葺落公演の演目と配役ですが、今のところ十月以降の発表待ちですね。納涼を含めて三ヶ月続いた花形歌舞伎の後を受けて再び大顔合わせによる通し狂言、例えば『仮名手本忠臣蔵』や『義経千本桜』の上演の可能性が高いと推量されますが、一日でも早い発表をファンは期待しています。

今月の花形歌舞伎での通し狂言は初日観劇後、さらに進化しているようなので、観劇感想は楽日観劇後といたします。
【2013. 07. 25 (木)】 author : 六条亭
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国立劇場初春歌舞伎公演は「三千両初春駒曳(さんぜんりょうはるのこまひき)」
来年の国立劇場初春歌舞伎公演は恒例の菊五郎を中心にした通し狂言です。

国立劇場のサイトは、こちらです。

公演期間 : 2014年1月3日(金)初日〜1月27日(月)千穐楽
開演時間 : 12時開演(4時15分終演予定)
ただし、17日(金)・24日(金)は4時開演(8時15分終演予定)

辰岡万作=作『けいせい青陽●』より (●は集に鳥)
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言三千両初春駒曳(さんぜんりょうはるのこまひき) 五幕
           国立劇場美術係=美術
       
   序 幕      御室仁和寺花見の場   
   二幕目  第一場 今出川柴田勝重旅館の場
          第二場 粟田口塩谷藤右衛門内の場                 
          第三場 元の柴田旅館奥座敷釣天井の場                  
   三幕目      堺大和橋馬切りの場
   四幕目      阿波座田郎助内の場
   大  詰      伏見浜御殿の場


(出演)
 尾 上 菊五郎
 尾 上 松  緑
 尾 上 菊之助
 中 村 時  蔵
            ほか
【2013. 07. 11 (木)】 author : 六条亭
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『壽曽我対面』『土蜘』ー 杮葺落六月大歌舞伎第二部の感想
またまた日にちが空いてしまいましたが、杮葺落六月大歌舞伎第二部の簡単な感想です。第二部は12日と千穐楽の二回観劇しました。役者さんの出来が体調にもよるのでしょうが、これほど違った印象を持った観劇は珍しいことでした。

『壽曽我対面』

江戸三座時代に初春狂言として曽我物が競って上演されたことはあまねく知られています。曽我兄弟の仇討ちは二人が非業の死をむかえたこともあり、また五郎が御霊に通じることから、曽我物狂言の上演は御霊鎮めの意味が強かったという説が有力です。しかし、後年実際には形骸化して、現在はこの『壽曽我対面』がもっとも上演頻度が高いようです。短いながらもこの一幕で歌舞伎の様式美と多彩な役柄を味わうことができるのが魅力です。

兄弟の仇の工藤祐経は座頭役者が務めますから、貫目が求められます。今回は仁左衛門でした。しかし、12日観劇時にはあの艶のある口跡にどうも張りと力がなく、座頭としての大きさに欠けていたように感じられました。三ヶ月続いた歌舞伎座新開場柿葺落公演のすべてに出演していた仁左衛門に疲れを見たように思います。それでも、千穐楽にはだいぶ持ち直していて、懐の深さをも見せる祐経になっていて安堵しました。しかし、続いて休む間もなく七月松竹座出演、疲労が蓄積しないよう祈ります。

十郎と五郎の兄弟は菊之助と海老蔵。菊之助は和事で演じられるこの十郎を襟も抜かず、血気にはやる弟を押さえる凛々しい若者として力強く演じていたように思います。他方海老蔵は意図して甲の声で通していましたが、元々が高音部が不安定な癖がありますから、12日観劇時にはすこぶる聞き苦しかったのです。千穐楽は高い口跡なりに安定してきていて、なんとか観る方も舞台全体に集中できるようになりました。しかし、再三言われていますように、海老蔵は息継ぎも含めて義太夫の稽古をして、口跡の改善に努力してもらいたいものです。

芝雀と七之助の傾城は舞台を彩る艶やかさがあり、結構だと思いました。孝太郎の舞鶴は口跡に張りがあり、兄弟を庇護する大きさを感じました。ほかに愛之助が鬼王新左衛門で出演。

なお、順序が逆になりましたが、幕が切って落とされる前に大薩摩があり、歌舞伎座新開場杮葺落を祝った詞章になっていました。

『土蜘』

新古演劇十種の内とあるように、音羽屋には家の藝とも言うべき舞踊です。菊五郎の僧智籌は実は土蜘の精ですから、花道の出から不気味な雰囲気を醸し出しています。しかも頼光の病平癒の祈念をと言いながら、頼光を狙う怪しさが舞台全体に漂うところは菊五郎の面目躍如です。土蜘の精も大きさと禍々しさをたっぷりと見せました。

團十郎に代わり頼光を演じた吉右衛門は最初ニンではないのでは?と危ぶんだのですが、品格といい病に悩む愁いといい、申し分ありませんでした。一人武者の保昌は三津五郎、頼光に仕える武将としての誠実さと土蜘退治の先頭をゆく凛々しさは見所十分です。四天王では右近の坂田金時が身体に切れがあり、形よく決まっていました。普段女形を演じている役者さんとは思えません。また、玉太郎君の太刀持音若が太刀を持った構えといい、素早い身のこなしといい、成長の跡を見せました。

魁春の侍女胡蝶は丁寧な踊りですが、もう一つ訴えてくるものがありませんでした。難しい踊りとは思いますが。

間狂言は芝雀、 翫雀、松緑、勘九郎、そして大河君で、コミカルな楽しさでした。これだけの顔ぶれが揃うのも杮葺落なればこそでしょう。
【2013. 07. 09 (火)】 author : 六条亭
| 歌舞伎 | comments(0) | trackbacks(0) |
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