徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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新橋演舞場初春花形歌舞伎は通し狂言『壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)』
新橋演舞場でも初春花形歌舞伎の公演が行われます。歌舞伎美人に正式にアップされました。歌舞伎美人の公演情報は、こちら。

昼夜同一狂言で、景清ものとあります。歌舞伎会の会報誌「ほうおう」12月号ではまだ外題が発表されていませんでしたが、正式には通し狂言『壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)』と発表されました。

配役は後日発表されるようですが、四人の主な出演者は海老蔵の景清は動かないとして、チラシの扮装を見る限り獅童が秩父庄司重忠、芝雀が阿古屋、左團次が押戻しではないかと推測されます。いかがなりますでしょうか?配役の正式発表が楽しみです。チラシは、こちら。

それにしても歌舞伎座の壽初春大歌舞伎の発表はまだなのでしょうか?吉右衛門、幸四郎、福助、染五郎あたりしか主役級の役者が残っていませんが。

新橋演舞場
初春花形歌舞伎
平成26年1月2日(木)初日〜26日千穐楽(日)

通し狂言 壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)

出演

市川海老蔵
中村獅 童
中村芝 雀
市川左團次

※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します
【2013. 10. 29 (火)】 author : 六条亭
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平成26年2月新橋演舞場『母をたずねて膝栗毛』 に市村萬次郎、中村獅童、坂東巳之助が出演
来年2月の新橋演舞場ならびに6月の松竹座で上演される『母をたずねて膝栗毛』に、歌舞伎界から市村萬次郎、中村獅童、坂東巳之助が出演することが分かりました。歌舞伎美人ニュースは、こちら。

この舞台はマキノノゾミが手がける新作喜劇で、水谷八重子、藤山直美、奥田瑛二 など異色の顔ぶれですね。
【2013. 10. 22 (火)】 author : 六条亭
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二月博多座の出演者・演目(速報)
博多座の二月歌舞伎公演の出演者・演目の速報が発表されました。博多座最新情報は、こちら。

東西成駒屋三人に錦之助が顔をあわせる珍しい座組みです。

ー昼の部ー

 一、御摂勧進帳        一幕
    加賀国安宅の関の場  
 
    武蔵坊弁慶    中村 橋之助
    九郎判官義経   中村 錦之助
    富樫左衛門    中村 翫 雀

 二、二人椀久       長唄囃子連中
 
    松山太夫     中村 扇 雀
    椀屋久兵衛    中村 錦之助

 三、恋飛脚大和往来
    玩辞楼十二曲の内 封印切      一幕三場
        新町井筒屋の場 
 
    亀屋忠兵衛     中村 翫 雀
    丹波屋八右衛門    中村 橋之助
    傾城梅川      中村 扇 雀


ー夜の部ー

一、傾城反魂香        一幕
    土佐将監関居の場   
 
    浮世又平後に土佐又平光起   中村 翫 雀
    狩野雅楽之助    中村 錦之助 
    又平女房おとく    中村 扇 雀
      
二、道成寺真似三面
   奴道成寺       常磐津連中 長唄囃子連中  
    
    白拍子花子実は狂言師左近   中村 橋之助

三、玩辞楼十二曲の内 土屋主税     一幕二場

    土屋主税    中村 扇 雀
    大高源吾    中村 錦之助


【2013. 10. 21 (月)】 author : 六条亭
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平成26年新春浅草歌舞伎の演目と配役の発表!
毎年恒例の新春浅草歌舞伎の演目と配役が歌舞伎美人にアップされました(歌舞伎美人ニュースは、こちら)。猿之助と愛之助を中心とした座組みです。新装開場歌舞伎座にまだ出演していない猿之助が久々に東京の舞台に出演します。若手では壱太郎、梅丸の配役が目を引きます。播磨屋若手三人と隼人が第2部最後の舞踊に出演するのはその前が歌舞伎座出演でしょうか?


新春浅草歌舞伎
平成26年1月2日(木)初日〜26日(日)千穐楽

【第1部】(午前11時開演)

お年玉〈年始ご挨拶〉
   
源平布引滝
一、義賢最期(よしかたさいご)
   
木曽先生義賢 片岡 愛之助
九郎助娘小万 中村 壱太郎
待宵姫 中村 梅 丸
百姓九郎助 嵐  橘三郎
葵御前 上村 吉 弥
下部折平実は多田蔵人 中村 亀 鶴

二、上州土産百両首(じょうしゅうみやげひゃくりょうくび)
   
正太郎 市川 猿之助
牙次郎 坂東 巳之助
勘次女房おせき 上村 吉 弥
宇兵衛娘おそで 中村 梅 丸
亭主宇兵衛 市川 寿 猿
みぐるみ三次 中村 亀 鶴
金的の与一 市川 男女蔵
隼の勘次 市川 門之助


【第2部】(午後3時30分開演)

お年玉〈年始ご挨拶〉
   
一、博奕十王(ばくちじゅうおう)
   
博奕打 市川 猿之助
獄卒 市川 弘太郎
同 市川 猿四郎
閻魔大王 市川 男女蔵

恋飛脚大和往来
二、新口村(にのくちむら)
   
亀屋忠兵衛 片岡 愛之助
傾城梅川 中村 壱太郎
孫右衛門 嵐  橘三郎
忠三郎女房 上村 吉 弥

三、上 屋敷娘(やしきむすめ)
  下 石橋(しゃっきょう)
   
〈屋敷娘〉     
お春 中村 壱太郎
お蝶 中村 米 吉
お梅 中村 梅 丸
〈石橋〉     
獅子の精 中村 歌 昇
獅子の精 中村 種之助
獅子の精 中村 隼 人

【2013. 10. 21 (月)】 author : 六条亭
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愛之助が松竹座でサプライズイベント
大阪松竹座十月花形歌舞伎は、愛之助が昼夜で三つの演目に出ずっぱりの奮闘公演となっています。

その愛之助が昼夜の合間をぬってサプライズイベントを行い、 お客様に感謝の御礼ご挨拶を行うとともに夜の部の見所をアピールしました。

歌舞伎美人ニュースは、こちら。


愛之助さんもお客様を大事にしながら、しっかりとPR、やりますね〜。
【2013. 10. 19 (土)】 author : 六条亭
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平成25年度(第12回)研修発表会が開催されます
12月14日(土)国立大劇場(午後6時開演)で 平成25年度(第12回)研修発表会が開催されます。

今回も吉右衛門さんが監修・指導を務められるとのことです。後進の指導・育成のために12月歌舞伎公演で忙しい合間をぬっての舞台です。今伸び盛りの期待の若手の顔合わせによる七段目が注目されます。

平成25年度(第12回)研修発表会が開催されます

上演演目・出演者(予定)

『仮名手本忠臣蔵−七段目−』

大星由良之助:中村歌昇
寺岡平右衛門:中村種之助
遊女おかる:中村米吉
斧九太夫:中村吉三郎
鷺坂伴内:中村吉六
         ほか

『乗合船恵方万歳』 藤間勘十郎振付

中村隼人、大谷廣松、中村吉之助、中村京蔵、中村吉五郎、中村蝶十郎、中村春花、中村東志也、中村蝶八郎、中村蝶一郎、中村蝶三郎
【2013. 10. 18 (金)】 author : 六条亭
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ガーディナーがベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』を再録音
J.S.バッハのカンタータ全集を完結させたJ.E.ガーディナーが今度はベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』を再録音したというニュースに今さらながら気が付きました。

ガーディナー/ミサ・ソレムニス

2012年10月、ロンドンのバービカン・ホールで行われたライヴ録音のようです。アルヒーフ・レーベルでのかっての録音も隠れた名盤でしたから、ライヴによる再録音は期待が高まります。11月発売予定。

【2013. 10. 16 (水)】 author : 六条亭
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東京メトロのCM 大人を愉しむ篇
堀北真希の東京メトロのCM、「大人を愉しむ篇」が流れています。彼女は、和服を着て母親と一緒に東京メトロに乗って歌舞伎座観劇だったのです。木挽町広場や歌舞伎座内の様子がチラリと出ます。こういう親孝行もいいものです。

Color your days. CM情報「大人を愉しむ篇」



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【2013. 10. 12 (土)】 author : 六条亭
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『陰陽師 滝夜叉姫』ー歌舞伎座新開場柿葺落九月花形歌舞伎夜の部の感想
夜の部は夢枕獏の人気シリーズ『陰陽師』から長編『滝夜叉姫』を歌舞伎座新開場後初の新作歌舞伎として舞台化したものです。九月に出演している花形七人が勢揃いする期待の演目でした。 松竹側の力の入れ方も並々ならぬものがあり、通常のチラシ以外にもコミック版陰陽師を書いている岡野玲子によるものも作ったくらいです。

長編小説、それも二十年の時を隔ててダイナミックに展開する伝奇小説ですから、新作歌舞伎として舞台上演にこぎ着けるまでに舞台裏で並々ならぬご苦労があったことは推定に固くありません。後に書きますようにいろいろと注文点はあるのですが、まずは新作歌舞伎上演の努力に対して関係者に対して感謝の意を表したい。

良かった点を列挙すると、次の通りです。
(1) 七人の花形に宛てて書かれたと錯覚するほど各役がピタリと役はまっていたこと。
(2) 物語の展開がスピーディーであったこと。
(3) 場面転換がもたれることなく、円滑だったこと。
(4) そして何より一番大事なことですが、原作の雰囲気・世界をよく表出していたこと。

逆に改善してほしい点は次の通りです。
(1) 二十年の時を経て回想の場面と現在の場面が平行して描かれるので、話の筋がやや分かり難い。脚本の整理が必要と思いました。
(2) 場面転換が多いのでやむを得ないとは思いますが、舞台装置がいささか安っぽく見えたこと。
(3) 上演中客席をつねに暗くしていたが、すべての場面で必要だったのだろうか?
(4) 歌舞伎の様々な様式を取り入れて新作歌舞伎にしようとしたため、様式的に統一性に欠けるうらみが残ったこと。

個々の役者を見ると次の通りです。

・ 染五郎(安倍晴明) ー 今の歌舞伎界に於いて名実ともにこの人ほど晴明役にあった人はいないでしょう。この演目では狂言回しの役割も担っています。顔の作りにも工夫があり、一層引き立っていました。ただ、欲を言えばニヒルな面もさらに欲しかったと思います。

・ 勘九郎(源博雅)ー 笛の名手で、晴明のよき友人。晴明とのやり取りで人柄の良さと滑稽味も上手く出していました。

・ 菊之助(滝夜叉姫)ー いわゆるタイトルロールですが、残念ながら滝夜叉姫は真の主役ではありません。しかし、幕開きの百鬼夜行では妖しさがあり、そして父親の将門の再生を願う娘の心情をひたむきさがあり、役に奥行きを作り出していました。ただ、滝夜叉姫というと四月に玉三郎が演じた舞踊『将門』をどうしても連想してしまいますので、ここは菊之助が舞う舞踊があってもよかったでしょう。

・ 松緑(俵藤太) ー 将門の生涯の親友である武将で、唯一荒事も見せます。昼の部と同様に独特の台詞回しには馴染めませんが、将門への篤き友情を感じさせました。

・ 七之助(桔梗の前)ー 将門の妻となって滝夜叉姫の母となる女人です。第一幕のみしか出番がありませんが、その存在感は抜群です。

・ 愛之助(興世王)ー 将門を操り、天下を狙う悪人、実は藤原純友です。原作では将門と盟約を交わす場面があるのですが、この舞台では悪の張本人で、愛之助の悪の魅力全開です。舞台後方での宙乗りもありました。

・ 海老蔵(平将門)ー 新皇と呼ばれ、坂東の地を制圧した偉丈夫の将門もまた海老蔵にしか考えられない役でした。その鋭い眼光は蘇った時の将門にこそ相応しく、威力を発揮します。脚本のためもあるでしょうが、将門が都の朝廷に叛いた部分が説明不足です。しかし、その大きさ、オーラはやはり海老蔵ならではです。

亀蔵の蘆屋道満も原作のイメージと異なるのが不満と言えば言えますが、そこは新作歌舞伎、綺麗に見せるという考えでの改変でしょう。晴明たちの動きを遠くから傍観しながらも関わってくる不思議な味は亀蔵でなくては出せないものでした。

他に市蔵、権十郎、團蔵が脇を固めていて万全でした。 新悟の大蛇の精もキラリと光っていました。

(一日初日、二十五日千穐楽所見)
【2013. 10. 11 (金)】 author : 六条亭
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三津五郎休演に伴う十二月大歌舞伎の配役変更
三津五郎が休演することに伴い未発表であった十二月大歌舞伎通し狂言『仮名手本忠臣蔵』の配役変更が、歌舞伎美人ニュースにアップされました(こちら)。

大序・三段目の高師直は、なんと海老蔵!たしかに海老蔵は昼の部は道行の早野勘平一役ですから不思議ではないのですが、今まで演じたことない役柄に挑戦です。幸四郎と玉三郎を上置きとした花形の忠臣蔵になりました。

あらためて十二月大歌舞伎の配役を以下に掲載いたします。

歌舞伎座新開場柿葺落
十二月大歌舞伎
平成25年12月1日(日)初日〜25日(水)千穐楽

【昼の部】

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

 大 序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場
 三段目 足利館門前進物の場
     同  松の間刃傷の場
   
塩冶判官 : 菊之助
桃井若狭之助 : 染五郎
顔世御前 : 七之助
高師直 : 海老蔵 ※

 四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場
     同  表門城明渡しの場
   
大星由良之助 : 幸四郎
顔世御前 : 七之助
塩冶判官 : 菊之助

 浄瑠璃 道行旅路の花聟
   
腰元おかる : 玉三郎
早野勘平 : 海老蔵


【夜の部】

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場
     同   二つ玉の場
 六段目 与市兵衛内勘平腹切の場
   
早野勘平 : 染五郎
女房おかる : 七之助
斧定九郎 : 獅 童

 七段目 祇園一力茶屋の場
   
大星由良之助 : 幸四郎
寺岡平右衛門 : 海老蔵
遊女おかる : 玉三郎

十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場
   
大星由良之助 : 幸四郎
小林平八郎 : 獅 童

※坂東三津五郎休演につき、配役を変更しております。
【2013. 10. 11 (金)】 author : 六条亭
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