徒然なる日々の条々を、六条亭が日記風に綴ります。本屋「六条亭雑記」もよろしく。
 
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【2018. 08. 18 (土)】 author : スポンサードリンク
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十二月の観劇予定
明日からはや師走。今年は四月に待ち望んだ歌舞伎座の歌舞伎座新開場柿葺落公演が続き、嬉しい悲鳴の年でした。十二月の観劇予定は忠臣蔵尽くしです(^_^)v。

一日(日):十二月大歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」初日昼夜通し

十四日(土): 国立劇場平成25年12月歌舞伎公演「主税と右衛門七」「弥作の鎌腹」「忠臣蔵形容画合」
同日 : 第12回伝統歌舞伎保存会研修発表会

二十五日(水) : 十二月大歌舞伎千穐楽通し

【2013. 11. 30 (土)】 author : 六条亭
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菊之助さん、大喜びの記者会見
昨日瓔子夫人との間に長男が誕生した尾上菊之助が来月公演の稽古場で大喜びの記者会見。本当に嬉しそうですね。出産に立ち会い、その瞬間をビデオにも撮影したといいます。

義父で歌舞伎俳優の中村吉右衛門も待望の初孫の誕生に、けいこを終えてすぐに病院に駆けつけたといい、「『本当におめでとう』とうれしそうでした」と」と話した。

名前は「和史(かずふみ)」君。

尾上菊之助喜び会見 命名『和史』(ディリースポーツ)

菊之助 二世誕生に「不思議な感じ」 姉・寺島しのぶは「でかした」(スポニチアネックス)

【2013. 11. 29 (金)】 author : 六条亭
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関容子『勘三郎伝説』(文藝春秋)を読む


長年十八代目勘三郎と親交があり、時には「母親代わり」とも言われた関容子氏の見た素顔の勘三郎を綴ったエッセイ集。主に文藝春秋に連載したものに大幅加筆と書き下ろしを加えているとのことです。

第一章「初恋の人に銀の薔薇を」においては惜しくも事故により48歳で亡くなった太地喜和子との真剣な恋の話を著者が勘三郎から直接聞いたエピソードとしてありのままに書いています。「この恋なくしては今の自分はなかった」と本人が語り、「人が人を本当に好きになるということは、こんなにもその人生に深く根をおろすものなのか」と著者が感じ入った通り、太地喜和子も情熱的な女優、勘三郎が真剣な恋に落ち、その後の役者人生に色濃く痕跡を残したことが分かります。しかし、勘三郎の母親をはじめ周囲の反対でこの恋は実りませんでした。中村屋の御曹司としてはそれも無理なかろうと思います。太地喜和子が事故死した時生前に約束した銀の薔薇百本を霊前に供えたと言いますから、その恋は本物だったのでしょうね。

第二章以降は勘三郎と仁左衛門、海老蔵、作家の丸谷才一との交友などがエピソード豊かに描かれます。同じ歌舞伎の世界に身を置いていても序列の厳しいところですから、海老蔵のように通常22歳も歳下の役者が勘三郎と対等に語り合うことはないそうです。しかし、それを著者が対談する企画を立てて、以降海老蔵は兄さん呼んで私淑したと言います。夏祭を習いにアリゾナの別荘にまで海老蔵が行ったことも書かれています。

丸谷才一との交友も著者が仲立ちをしていることが分かります。二十数年続く交友で中村屋は丸谷才一から「わたしの若い友人」と書かれ、対談の相手にしばしば指名されます。丸谷才一は座談の名手で、座談のみの著作も多数出ています。その中で中村屋の会話における頭の回転の速さには丸谷才一も感心していたようです。丸谷才一の古希の祝いにおける作品づくしで弁天小僧の「知らざぁ言って……」のパロディ(文春編集者の傑作!別の機会に取り上げたいと思います)を中村屋が朗読したテープを著者が頼み込んで間に合わせたエピソードも楽しいものです。

「新しい世界への挑戦」「夢の地図」の章では歌舞伎以外の舞台、テレビドラマ、コクーン、平成中村座への果敢な挑戦が語られます。歌舞伎で勘三郎を観続けて来た読者には読むのが辛いような疾走ぶりです。本書を読むと天才子役として子供時代から超多忙だった中村屋は常に夢の芝居を実現するために闘い、怒り、笑い、泣いていたようです(串田和美の追悼文を借用)。そして本書でもあげられている歌舞伎以外の人々との交友も勘三郎を稀有の歌舞伎役者とすることに大いに寄与したと思います。

しかし、芝居の神様は無慈悲にもわれわれからこのかけがえのない役者を早々と召してしまいました。中村屋が『助六』を平成中村座で出すことを予定していたといいますから、まさに痛恨の極みです。

身近にいた著者は没後早々に本書を書くことはとても辛いことだったと想像できます。しかし、努めて感傷を抑えた冷静な筆致で十八代目勘三郎の姿を描き、まさに伝説とすることに成功したのです。
【2013. 11. 29 (金)】 author : 六条亭
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菊之助さん・瓔子さんご夫妻に第一子男子が誕生!
本日菊之助さん・瓔子さんご夫妻に待望の第一子、男子が誕生されたと発表されました。本当におめでとうございます!祖父となる菊五郎さん、吉右衛門さんのお喜びはいかばかりか!将来歌舞伎役者となれば、音羽屋の跡継ぎとなり、成田屋 、中村屋跡継ぎたちとも同世代となりますから、歌舞伎界にとって一大朗報です。

尾上菊之助に第1子の男児誕生 将来は跡取りに(スポニチアネックス)

尾上菊之助に第1子男児誕生(ディリースポーツニュース)

尾上菊之助に第1子男児誕生(47ニュース)
【2013. 11. 28 (木)】 author : 六条亭
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中村小山三『小山三ひとり語り』(演劇出版社)を読む


中村屋三代に仕える93歳の現役歌舞伎俳優(女形)、中村小山三の聞き書きです。聞き書きは矢口由起子の手になるもの。雑誌「演劇界」に2年8ヵ月連載されたものの待望の単行本化です。連載中は欠かさず読んでいましたが、やはりこうしてまとまって読むとまた格別の味わいがあります。

ご本人が「おしゃべりするのは大好きですよ。しゃべり始めると止まらなくなって、周りの人に「しゃべり過ぎると、また鼻血が出ますよ」と叱られるくらい、話し相手がいるってうれしいことなんですよ」(本書275ページ)とありますように、とにかくその小山三が目の前でおしゃべりをしてくれているような語り口は魅力的です。

とくに大正時代の下町言葉と思われるものが頻繁に出てきます。「鳥越」は「トリコイ」(正確にはイとエの間をちょっと巻き舌で早口に言うそうです)、「寒い」は「さぶい」、そして小山三が約90年を役者として過ごす劇場は「芝居」ではなく「しばや」となります。まるで世話物の長屋のおかみさんの話を聴いているような錯覚を覚えます。

小山三は亡くなった雀右衛門と同一の生年月日というのも因縁めくのですが、子役時代から交流があったことも語られています。小山三の初舞台は大正15年の本郷座だったそうですが、二長町と言われた市村座はじめ今はもうない芝居小屋の話をできる人はもう他にはいないでしょう。第三期歌舞伎座開場が大正14年です。小山三の役者人生は二代にわたる歌舞伎座の歴史とも重なりあいます。

十七代目勘三郎に4歳で弟子入りしてからの多種多彩なエピソードの面白さは本書を読んでいただくしかありませんが、私個人としては次の2点が気に入っています。

(1)本書では小山三十種として当り役が十種上げられており、演じるにあたっての工夫が語られています。その筆頭とも言えるのが『籠釣瓶花街酔醒』で妖刀籠釣瓶の餌食となる女中お咲です。柱巻きのような倒れ方のみならず、同時に帯揚げがはらりとこぼれるのはたしかに難しいでしょう。ご本人は「企業秘密」と言っています。本書冒頭で歌舞伎座さよなら公演十七代目二十三回忌追善興行で、小山三が病気で入院してしまい出演できなかったのですが、千穐楽一日のみ頼み込んで出演したエピソードが出てきます。私はちょうどこの日を観劇していましたので、感銘深いものです。しかも、その後奇跡の復活を遂げて、今なお現役で舞台に立っているのですから、凄いことです。

(2)後見の難しさが『三つ面子守』や『奴道成寺』を例にして語られていますが、これらはお面をかぶり替えるので、我々観客でもその難しさは分かります。ところが何でもないようにやっている『鏡獅子』や『紅葉狩』で後ろに放り投げられた扇子を受け取るのが大変だと言います。そして二枚扇はまったく同じものなので、左右を替えてはいけないそうです。踊り手が何日も使っていると使い慣れてしまい、左右を替えると使いにくいというのはなるほどと思います。

この他みのり座、若草座などの研究会の話、そしてとっておきのナイショの話など読みどころに溢れています。

巻頭に多数の貴重な写真が収録されていて、本書の価値を高めています。最後に小山三の語り口を巧みにまとめ、本聞き書きを作った矢口由起子氏に賞賛の言葉を送りたいと思います。
【2013. 11. 20 (水)】 author : 六条亭
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吉例顔見世大歌舞伎 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』昼の部初日観劇雑感
初日に観劇した 吉例顔見世大歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』 昼の部を雑感風にまとめます。



仮名手本忠臣蔵の通しは私ももう何回も観ています。歌舞伎の不入りの時でもこれを出せば必ず当たることから「芝居の独参湯」と言われていることはご承知の通りです。しかしながら、最近は松の廊下の刃傷から切腹、赤穂浪士の討ち入りの話は若者には必ずしも常識ではないようですから、この通し狂言の上演が興行上の大当たりを約束するとは限りません。

それでも三大名作のなかでもこの仮名手本忠臣蔵が飛び抜けて上演頻度が高いのは、歌舞伎の役柄のほとんどを観ることができ、かつ各段の構成が緻密にできていて、見応えがある傑作だからでしょう。また上演にあたっての細かい約束ごとも多く残されていて、一際古風な大歌舞伎の名残を観ることができます。

しかし、昼夜二部制の上演方式では今回のように大序、三段目、四段目、五段目、六段目、七段目と上演し、そこから飛んで実録風の十一段目の討ち入りというパターンが固定化してしまっています。単独では壽初春大歌舞伎で予定されている九段目「山科閑居」が独立して上演されることはあるものの、その他の場の上演は稀です。

幸い平成20年の平成中村座では四つのパターンに分けて上演する意欲的な試みが十八代目勘三郎によってなされ、仁左衛門の協力により二段目や三段目の進物の場の本蔵など貴重な舞台に接することができました。十二月も仮名手本忠臣蔵の通し上演が配役を替えて、しかも花形を主として行われます。藝の継承という意味ではそれも必要なことでしょうが、歌舞伎座でも平成中村座のような試みがなされてしかるべきです。

閑話休題。今月の通し狂言では仁左衛門の休演に伴い、配役の変更が行われて、吉右衛門が通して大星由良之助を演じることになったこともご承知の通りです。もともと吉右衛門は高師直を演じる予定でしたから、これはこれで残念ではありますが、四段目の由良之助は高麗屋が演じることが多く、通して吉右衛門の大星を観ることできるのは楽しみなことでしたし、ご本人も大変意欲的です。

吉右衛門、初の全段「大星」 古典ロケット打ち上げたい(4日付け東京新聞伝統芸能記事)

また、菊五郎が昼夜で切腹する二役、塩谷判官と勘平を演じ、四段目では菊・吉が大役で真正面から渡り合います。

大序は口上人形の配役の披露、そしてゆっくりとした荘重な幕開き、義太夫にあわせて人形から徐々に登場人物になるところは何回観ても上手くできているところです。また登場人物達の衣裳の色が役にあわせて異なっていて絵になるのも歌舞伎ならではでしょう。

直情径行の若狭之助の梅玉とおっとりと品のよい菊五郎の判官はともに積み重ねてきた藝の年輪でその対比が際立ちます。左團次の高師直は敵役の憎々しさがよく出ています。かねて懸想している顔世御前に言い寄る場面は好色さも十分ですが、この人の芸質からかやや世話にくだけ過ぎるようにも感じました。

芝雀の顔世御前は毎月の大役続きでの好調さがそのまま持続しています。気品と芯の強さが同居していて感心しました。直義は七之助で、ヴェテラン勢に負けず劣らず堂々としていました。

三段目の進物の場は、松之助の伴内の独壇場。滑稽さのなかにもメリハリの効いた芝居をするので、もたれず次の場面へ上手く繋いでいます。

次の刃傷の場面ははじめ師直の挑発に乗らずに鷹揚に構えていた判官が次第に怒りが沸き出し、ついには激昂して刃傷に至るまでを菊五郎が的確に演じています。左團次は判官を鮒侍と蔑み、罵るさまはたっぷりといやらしさを見せつけています。

四段目の菊五郎は切腹の場面に至るまでの風情、所作は流れるようであり、無念ながらも切腹を覚悟した判官の心理を巧みに表しています。梅枝の力弥との無言の別れにも情がこもっています。大星を待ちきれず腹を切った判官のところへ駆け付ける大星由良之助。少ない言葉ながら主従の間に無念の思いが伝わります。ここら辺りは観る側を感情移入させずにはおかない菊五郎と吉右衛門の藝の真剣勝負です。

切腹後の葬送、談合、明け渡しと息詰まるような場面の連続です。吉右衛門の大星は最初は腹でじっと耐えています。受け身のように見えますが、斧九太夫のようなさもしい家臣と真の忠臣を見分けるための我慢です。それが明け渡しで爆発します。主君の無念さに思いをあらたにし、仇討ちを誓う由良之助は鬼気迫るものがあります。

左團次が上使で登場して、塩谷家に同情的な役を好演していますが、配役の都合とはいえ、前場までいじめる側を演じていたのですから、ここは別の役者でないと違和感は拭えません。歌六の薬師寺はべりべりとしていて結構だと思いました。


道行は梅玉と時蔵の組み合わせが相思相愛の二人になっていて、重苦しい前場までの場面を振り払うような艶やかでいて、また爽やかな舞踊になっていました。團蔵の鷺坂伴内は役柄として先月の逸見藤太と混同されやすいのが気の毒ですが、その剽軽な味は捨てがたいものがあります。

【2013. 11. 04 (月)】 author : 六条亭
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石山俊彦『歌舞伎座五代 木挽町風雲録』(岩波書店)を読む


著者は共同通信で文化部記者として、永年にわたり歌舞伎をはじめ舞台芸術全般を取材、と著者紹介にあります。著者の記事を無署名記事で知らずに読んでいた可能性があります。

本書は歌舞伎座百二十五年の歩みを主として興行主に焦点を当てて書かれたものです。したがって、福地桜痴、田村成義、そして松竹の創業者の一人である大谷竹次郎が主役で、役者は背景になっている印象があります。

第一章では歌舞伎座を建てた福地桜痴の野望と挫折を描いています。桜痴は今は忘れられてしまっていますが、当時としては抜きん出て多才な人で、長州閥との微妙な関係から狂言回しとなって歌舞伎座設立に突き進みます。しかし、その傲慢さが多くの反感を招き、突出した挙げ句、最後には梯子を外されるという不遇の生き方を続けます。演劇改良を目指した本人の意図とは別に歌舞伎の殿堂である歌舞伎座が出現したことも歴史の面白さです。

第二章では「田村将軍」とも呼ばれ、交渉力・実務能力に興行師としての勘を併せ持った田村成義を、江戸芝居の伝統を守り、劇界の秩序を守ろうとした人間として評価します。

第三章以降は大谷竹次郎がいかにして飛躍して、東西の興行主となったか、そして度重なる焼失にもめげずいかに歌舞伎座再建に情熱を燃やしたかが描かれます。大谷の功績として興行の近代化があげられるとともに経営のノウハウとして映画への進出など多角経営とリスク分散が指摘されているのも頷けることです。

しかし、これが現在定着化している松竹の興行形態ー1ヶ月25日間興行、昼夜二部制でもある訳です。松竹はこの興行形態に固執していますが、役者の負担は大きく、看板役者の死・休演の一つの大きな原因になっているとも考えられます。

第五期歌舞伎座と歌舞伎座タワーの建設により「松竹は退路を断った」、つまり「歌舞伎座を活性化させ、業績を上げなければ松竹の未来はない。歌舞伎座を捨てて松竹が生き残る道はない」との著者の指摘は重要です。歌舞伎座新開場柿葺落公演は現時点では空前の大入りを記録しているようですが、その後が問題です。来年三月に予定されている福助の七代目歌右衛門がどこまでその好調さを維持できるか、当面の大きな課題でしょう。

歌舞伎の将来を考えるためにも歌舞伎座の歴史を振り返る本書は、地味ですが多くの歌舞伎ファンに読まれるべき本であると思います。

【2013. 11. 03 (日)】 author : 六条亭
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壽初春大歌舞伎の演目と配役の発表!
一番遅れていた歌舞伎座の壽初春大歌舞伎の演目と配役がようやく歌舞伎美人に発表されました。こちら。山城屋、松嶋屋、播磨屋、高麗屋、高砂屋、加賀屋、成駒屋の出演です。

初春大歌舞伎にしては華やかさに欠けます。仁左衛門、三津五郎の休演が痛いですね。それにしても播磨屋は働き過ぎで、心配です。

歌舞伎座新開場柿葺落
壽初春大歌舞伎
平成26年1月2日(木)初日〜26日(日)千穐楽

【昼の部】(午前11時開演)

一、天満宮菜種御供(てんまぐうなたねのごくう)
時平の七笑
   
藤原時平 我 當
判官代輝国 進之介
頭の定岡 松 江
菅原道真 歌 六

二、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)
鶴ヶ岡八幡社頭の場
   
梶原平三景時 幸四郎
梢 福 助
俣野五郎景久 錦之助
奴菊平 高麗蔵
剣菱呑助 秀 調
大庭三郎景親 橋之助
六郎太夫 東 蔵

秀山十種の内
三、松浦の太鼓(まつうらのたいこ)
   
松浦鎮信 吉右衛門
宝井其角 歌 六
近習 歌 昇
近習 種之助
近習 隼 人
近習 桂 三
近習 由次郎
お縫 米 吉
大高源吾 梅 玉

四、鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)
おしどり
   
遊女喜瀬川/雌鴛鴦の精 福 助
河津三郎/雄鴛鴦の精 染五郎
股野五郎 橋之助


【夜の部】(午後4時30分開演)

一、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
九段目 山科閑居
   
戸無瀬 藤十郎
大星由良之助 吉右衛門
お石 魁 春
小浪 福 助
大星力弥 梅 玉
加古川本蔵 幸四郎

二、乗合船惠方萬歳(のりあいぶねえほうまんざい)
   
萬歳 梅 玉
白酒売 福 助
女船頭 扇 雀
田舎侍 彌十郎
芸者 児太郎
大工 橋之助
通人 翫 雀
才造 又五郎

新作歌舞伎
三、東慶寺花だより(とうけいじはなだより)
   
信次郎 染五郎
惣右衛門 翫 雀
おせん 孝太郎
お陸 秀太郎


【2013. 11. 01 (金)】 author : 六条亭
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大阪松竹座「坂東玉三郎初春特別舞踊公演」の正式発表!
Twittterではすでに他の方の情報をリツイートしていた松竹座の玉三郎と七之助による初春特別舞踊公演。ようやく歌舞伎美人に正式にアップされました。こちら。

玉三郎が七之助と一緒に踊りながら指導して行く公演でしょうね。「二人藤娘」ははじめての試みと思います。そして、「於染久松色読販」で玉三郎の土手のお六を観ることができるとは!

大阪松竹座
坂東玉三郎 初春特別舞踊公演
平成26年1月2日(木)初日〜27日(月)千穐楽

一、村松風二人汐汲(むらのまつかぜににんしおくみ)
   
松風 玉三郎
村雨 七之助

二、操り三番叟(あやつりさんばそう)
   
三番叟 猿 弥
翁 月乃助
後見 薪 車
千歳 笑三郎

三、二人藤娘(ににんふじむすめ)
   
藤の精 玉三郎
藤の精 七之助

四、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
心中翌の噂
「お染の七役」より
   
お六 玉三郎 
お光
お染 七之助
久松
船頭 月乃助
女猿廻し 笑三郎

【2013. 11. 01 (金)】 author : 六条亭
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十一月の観劇予定ほか
早いもので、今年も残り二ヶ月。秋の気配が色濃くなってきました。

十一月の観劇予定は次の通りです。今月も控え目です。本日は初日のハシゴです(笑)。

・ 一日(金) 歌舞伎座顔見世 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』初日昼の部
・ 一日(金) 松竹大歌舞伎(巡業) 初日
・十三日(水) 歌舞伎座顔見世 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』夜の部
・十九日(火) グリモー(P)、ネルソンス&バーミンガム市交響楽団演奏会
【2013. 11. 01 (金)】 author : 六条亭
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